女性様｜鬼女・生活2chまとめブログ

基本的に男装喫茶に来るのは女性が多い(もしかしたら、うちだけかも知れないけど)
なので比較的、何かされる事もなく写真撮ったり、お話聞いたりと割と楽しくやっていました。
そんな、ある日常連さんのＣ子が来店します。
Ｃ子は凄く細くて心配になる位ガリガリな女の子だったので
何かと従業員の間で話題に上がる人だったのですが、その都度Ｃ子のお目当ての子は
「アイツ怖いよ」と苦笑い気味に言っていました。
その時はガチで恋をしてしまう、お客様もいらっしゃったのでそう言う事なんだろうなー、と思って居ました。
そんなある日、そのお目当ての子が急用で休んでしまい、Ｃ子と約束していたらしく。
(その子と私が少し似ているからと)私が謝罪を任されました。
まぁ普段通りにＣ子に告げたのですが、Ｃ子は泣き出してしまいました。
稀にそう言うお客様も居たので、店長に慰める様に言われ
まぁ話を聞いてたんです。
どうやら泣き出したのは、お目当ての子が居ないからではなく恋愛がらみらしく、詳しく聞いてみる事言うと
正直言うとＣ子は見た目に一切気を使って居ない女性だったので、Ｃ子の恋愛に興味が有ったのは否めません。

Ｃ子「あのねＢ男くん、彼が痩せろって言ったの」
私「Ｃ子さん細いじゃ無いですか」
Ｃ子「うん。何て言うか少し前、Ｂ男くんが居ない時かな？私凄い太ってて」
私「つまり好きな人の為に痩せたんだ。凄いねＣ子さん、好きな人の為に何か出来るなんて」
Ｃ子「有り難う。でね痩せるために私彼に半年位かな逢わなかったの」
私「じゃあ、彼驚いたでしょ」
Ｃ子「ううん、私を覚えて無かった私は好きだったのに彼は何にも」
この辺で可笑しいなぁと若干思い始めた。
実際の付き合いがあった人間がいきなり忘れるんろうか？幾ら容姿が違えど
名前を聞いたら思い出すだろうと思い乍も相手はお客様。
優しく慰めて居ました。
すると私に呼び捨てして欲しい、私はＢ男君をＢ男様って呼ぶと言い出した。
自分の呼び方に付いてはお客様任せだし、割と背が高く、また従業員から俺様何様キャラが良いと薦められていたので。
まぁ良いかなと(呼び捨て希望されるお客様は多い、これも私だけかもだけどorz)軽い気持ちで了承。
しかし、その後Ｃ子の口から衝撃の言葉が来る。
「良かった。これで××(お目当ての子)忘れられる。××にお別れしましょって言ってくれない？」
一瞬フリーズしてしまう、いやこれがお目当て変わりましたミャハぐらいなら構いません。
逆ハーレム楽しみたいの何てお客様も居るし、でもこれなんだろう私と付き合う、って事なの？
頭痛い＼(^O^)／と思いながら辺りに助けを求めたら
客少ないのにみんなに視線逸らされたのが軽くトラウマ。

Ｃ子「Ｂ男様、Ｂ男様がこれだけ私に親身になってくれるって事はＢ男様はＣ子が好きなんだよね？Ｃ子彼は惜しいけど
有りの儘の私を好きになってくれない彼より私Ｂ男様がいいの」
ぶりぶりと上目使いのＣ子に背筋にぞぞぞ、と悪寒が走ったのを覚えてます。
女の子みたいにぎゃあ！と声を上げそうになったけど相手はお客様だ！と言う意地で声を耐え、少し席を外させて貰う。
命令口調で待ってろって言ったら、案外大人しく引いてくれた。
裏方に入りお目当ての子(以下Ｅ)に電話を入れる。勿論別れ話を伝えるためではない、詳細を聞くためだ。
Ｅ「ごめんなさい」
私「今何が起こってるか解る？」
Ｅ「Ｃ子が何かしたのかなって」
私「そうなんだけど、付き合ってるの？」
Ｅ「いや、俺もよく解らないんだよね好きとか言った覚えないし」
此処でだいたいＣ子がおかしいのは理解した。そしてＥの話を聞くと、初めて来た時Ｃ子は数人の友人と来ていて、かなりふくよかな子だったから覚えて居たと。
それでＥは何となくＣ子に声を掛けて(勿論接客レベル)大人しい子だなぁと思い、友人に付き合わされて来たぽいし次は来ないなと、思っていたら次の日またＣ子が居る。
意外と気に入ってくれたかと、何となく嬉しくなって「また来てくれたんですね」って言ったらしい。
で、それからと言うもの毎日の様にＣ子は来た、怖いなぁと思ってたら
ある日、Ｅの(客ではなく)友人が来ててＥは久々だったから抱き付いてしまったんだと。それでＣ子は、それを見ていたのか、解らないけど。
「細いですね」ってＥの友人を見ながら呟いてＥは普通に「そうだね」って返事をした。 そうしたら、パタリと来なくなった。
何かしたかなぁと心配にもなったが半年にもなると忘れていて、突然現れたＣ子に思わず「はじめまして」って言っちゃって
その後、何処から手に入れたのかは解らないがＣ子から
恨み辛み嫉みが混じる脅迫まがいのメールが届き軽くノイローゼになり
「お店で待ち合わせにしよう」と上手くＣ子を丸め込み今に至ると言う事でした
こ れ は や ば い 。軽くはきそうになりながら、店長に頼み込み従業員数人と自分で、何とかＣ子に帰って貰う事になりました

だが此処からが酷い。絶対に他のお客様に迷惑が掛かるのは解っていた為、使っていなかった更衣室へＣ子を従業員数人で連れてくる。
終始上機嫌で私の腕に腕を絡ませてくるＣ子、ここええ！強気で居なくてはへたれては行けないと無理矢理Ｃ子を引き離す。
基本は私と店長が、付き合えないことを説明したのだが
「Ｂ男様は私と前世から繋がってr」「愛してるって言った」「Ｅに冷たくされてた時に優しくしてくれたＢ男様に惚れた」
と妄言が兎に角凄かった。発狂していたしよく解らなくて怖いって印象のが強かった。
一通り暴れ、長身女子を疲れさせ、最終的に「Ｂ男様が嫌なら帰る」と急にキリリとして帰宅していきました。またこれも怖いと思いその日はバイト先が近かったＤ島にお願いして一緒に帰る事に。
この時もしＤ島と帰って居なかったらと、思うと本当怖い。二人で下らない話やＣ子の愚痴を話していたら
不意に背中から足音が聞こえ、走り去る様に耳元で刃物の嫌な音がしました。そして地面に自分の髪が落ちているのが目に入りました。
(バイトではウィッグを使い短髪にしていましたが、地毛は長めのボブでした)
一瞬驚いたものの、Ｄ島がその髪を切った人物を怒鳴り刃物(鋏)を奪い背後から羽交い締めにしました。案の定その子はＣ子でした。
Ｃは彼ではなく私を睨み、「Ｂ男様は？ねぇＢ男様は？」と何度も問い掛けＤ島の顔を殴り腕から逃れると私の頬叩き馬乗りになられてわんわん泣かれ重いだろう鞄で殴られかけ。
嗚呼氏ぬんかなぁ？と若干諦めて居たのですがＤ島が復活しまた羽交い締めすると、近所の方が出て来て下さり
警察を呼んだと言って下さり、やってきた警察と警察へと行きました。
その後私は流石に怖くて訴えるつもりだったのですが、Ｃ子の両親の対応や弁護士等の相談ののち、示談になりＣ子に店や私、E子への接触はさせない。病院に行かせるという条件を出し相手が全て飲み一応終わりました。
それから数日やはり何度もＣ子は来ましたが、その都度警察を読んでいたら収まりました。当時Ｃ子はまだ高校生だった様でバイト代を店につぎ込んでいた見たいです。
久々にＥに有ったので書いてみました。読みにくい文章申し訳有りませんでした